退院時カンファレンス
担当ケアマネジャー、訪問診療のクリニックからご依頼を頂き退院時カンファレンスに参加してきました。
退院時カンファレンスは入院中から退院に向けての経過や、退院してから過ごす生活を想定し関係職種が集まり会議を行います。
その方の経緯やご家族の想い、連携する職種の皆様と顔を合わせお互いの業務内容を把握し連絡を取り合うタイミングなど、退院後にスムーズに在宅生活を行えるように相談します。
薬局の薬剤師が参加して何をするのか?
と思われる方もいるかと思いますが、今回のケースでは胃瘻からの栄養や薬剤投与、薬剤投与にあたり簡易懸濁法を介護者である奥様が把握しているか、入院中には行えていたことが在宅で継続できるかを確かめます。
リハビリの方からの情報提供の際には、リハビリ中に起こり得ることと薬剤の影響を考慮しながら伺います。
また一般食品に分類される経管栄養のため栄養剤の手配や退院日時を確認し退院日から栄養を使用できるようクリニックや訪問看護と時間を合わせ訪問の予定を合わせる、などの業務を行なっています。
退院される医療機関のソーシャルワーカーの方からは
『薬局の薬剤師が退院時カンファレンスに参加してくれるのは初めてで参加して頂きありがとうございました』
とありがたいお言葉を頂きました。
まだまだ薬局の薬剤師が退院時カンファレンスに参加する機会は少ないようです。
薬剤師の参加が当たり前になるよう頑張ろう!
まずは参加しよう!
と改めて思うことが出来ました。
ありがたいことに声を掛けて頂いたことで参加することが出来ています。
退院時カンファレンスや担当者会議には可能な限り参加するようにしており、『参加できます』と声を上げていくことがこれからの動きに繋がっていきます。
声をかけて頂ける環境にあることをありがたく思い、少しずつこの輪が広がっていくよう日々の業務に邁進して行きます!
0コメント